台湾の朝ごはん屋さん”美而美”

台湾にはどこに行っても必ず”美而美”という看板があり、それは決まって全て朝ごはん屋さんです。ですが美而美という名前が付いていてもちょっとずつ名前が違うお店もあります。台湾には何故こんなにも”美而美”があるのか、調べてみました。

朝ごはんの種類

台湾にはとてもたくさんの朝ごはん屋さんがあります。実際いま自分の住んでいるところから5分の距離で6店舗ほどあります。その中でも台湾の朝ごはんには大きく分けて”中式早餐”と“西式早餐”があります。

中式早餐
”中式早餐”とは、台湾式の朝ごはんです。(説明が難しい)例えば、油條、豆漿、鹹豆漿、燒餅、飯糰、などなど……

左は鹹豆漿、右が蛋餅です。(あとファミマのコーヒー)

西式早餐
対してこちらはサンドイッチやハンバーガーなどのいわゆる欧米のような朝ごはんのことを指します。あとはトーストとか、店によってはモーニングプレート的なものもあります。

朝ごはん屋さんのハンバーガー。値段の割にかなりデカくてびっくりでした。

台湾の朝ごはんの蛋餅はどっちの店にも大体あって、蘿蔔糕も大体どこでもあります。最初に取り上げたものはそれぞれの店にしかないと思います。

美而美は”西式早餐”のお店で、大体トースト、ハンバーガー、蛋餅、蘿蔔糕のイメージです。

美而美の歴史

美而美の起源は林坤炎が1981年に台北市八德路に立ち上げた朝ごはん屋さんに由来します。林坤炎が開いた西欧式の朝ごはんは、マクドナルドのなかった時代の台湾ではとても目新しく、人気が出ました。そこで彼の友人がお店を開くことについて様々なことを聞き、いっそのことチェーン店化してしまえ!という親戚や親しい友人に店のやり方を教えていきます。そしてどんどん緩いチェーン展開的な発展をして行きました。さらに親戚の一人が台南に美而美を持ち込んだことで、台湾全土に広がることとなりました。”美○美”という美という字に一つ漢字が挟まれている形が基本形(?)みたいな感じで、美好美などもあります。

その後“美而美“の名前の権利で揉めたこともあり、今では美而美の前に”巨林”や“瑞麟”がついた店が出てくることとなりました。

中国語字幕しかないですが、この動画に詳しく書いてあります。

以上美而美の歴史でした。僕は家の近くにある朝ごはん屋さんで原味蛋餅を必ず買います。蛋餅はどこの店にもあって、店ごとに食感や味がかなり違うので食べ比べしています。
台湾きてからは朝ごはんが割と楽しみになっています。蛋餅、蘿蔔糕、飯糰(つまり中式早餐)が好きです。

3件のコメント

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